厚木・愛川・清川 社会
公開日:2025.07.04
どんな活動も笑顔で楽しく
▽今年はクラブ創立60周年の節目。そんな大任にも、本人に気負いは全く無い。今年度のスローガンは「笑顔で楽しい奉仕活動」に決めた。「いつもふざけて笑ってばかりなので、みんな『梶谷らしい』と思ってくれるのでは」と豪快に笑う。奉仕活動も自分たちが楽しみながら―、そんな思いがにじむ。
▽クラブに加入して17年目。同じくメンバーだった父親に「有無を言わさず入れられた」と苦笑する。入会当時、周囲の多くは父と同世代か年長で、「行きたくなかった」というのは本音だろう。ただ、異業種の集まりならではの新鮮な出会いや、各地に仲間ができることが気付けば楽しくなっていく。献血や、ミニバスケットボールクラブ大会「厚木ライオンズカップ」の開催、児童相談所へのプレゼント寄贈など、笑顔を周囲に届けることが生きがいに。
▽運送業の梶谷産業をはじめ、3つの会社で代表取締役を務める。頼まれると断れない性格もあり、その役職は数知れずだ。多忙な日々を支えてくれるのは家族とメンバーの存在だ。「皆の協力があってこその会長。感謝し、楽しみながら一年活動していきます」
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