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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2025.07.18

清川村の八坂神社で初の御朱印のデザインを手掛けた
山崎 真奈未さん
清川村宮ヶ瀬在住 42歳

地域のためにできること

 ○…湖と山、そして湖面に担ぎ入るお神輿…。図柄に宮ヶ瀬らしさを取り入れながらも、御朱印らしいオーソドックスなデザインにこだわった。「御朱印集めが人気の今、多くの方に欲しいと思ってもらえるものにしたかった」と、サンプルを手に満面の笑み。

 ○…美術大学を卒業後、大手企業でクッキーやカップ麺など、商品のパッケージデザインを手掛けてきた。「パッケージデザインを変更したら売り上げが2倍に増えた、と反響の声をいただいたときはすごくうれしかった。伝えたかったことがしっかり伝えられた。デザインの力を実感しました」と懐かしむ。結婚を機に夫婦2人で宮ヶ瀬に移住。現在は独立して、自宅を拠点に子育てをしながら仕事を続ける。デザイン関係の仕事をしていることを知った八坂神社の総代から依頼され「御朱印のデザインをする機会なんてない」と引き受けた。

 ○…ガレージには夫婦2人の大型バイク、ハーレーが静かに佇む。大学生の頃、北海道を旅するライダーに憧れ免許を取得。バイクが縁で知り合った夫はツーリング仲間でもある。「ライダーにとっても宮ヶ瀬は聖地。先輩から土地の情報を聞いてどんなところか出向いてみたらとても素敵な場所。もう一目ぼれでした」と10年ほど前にマイホームを構えた。他にも地元丹沢や大山をはじめ、各地の山歩きに出かけるなど夫婦そろってアクティブに活動する。

 ○…もともとまちづくりに高い関心を抱く。「宮ヶ瀬は自然が豊かで住みやすく、地域の人は皆温かい。ここにに住んでいるからこそできることがあれば携わりたい。将来は自分のできることで地域づくりに貢献することができたらうれしい」と言葉に力を込めて、夢を語った。

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