厚木・愛川・清川 教育
公開日:2025.08.22
東名厚木病院
手術支援ロボットを体験
高校生11人が参加
社会医療法人社団三思会東名厚木病院(厚木市船子)で8月16日、同院に導入されている手術支援ロボット・ダビンチをはじめとしたロボット手術体験が行われた。
これは、同法人がより医療現場を身近に感じてもらいたいという思いで、医師をはじめとした医療従事者をめざす高校生を対象に、初めて実施したイベント。市内だけでなく愛知県や長野県からも学生が訪れ、11人が参加した。
当日は同院ロボット手術センターの岩村正嗣医師をはじめ、看護師や臨床工学技士が参加。学生たちは腹腔鏡手術とロボット手術の違いについて学んだほか、実際の手術器具に触れ、その使い方や医療機器の仕組みなどを教わった。
ダビンチの操作を体験した学生からは「医師になりたいという気持ちがより一層強くなった」や「実際の手術室を体験でき、今後の勉強のモチベーションになった」といった今後の医療従事者の育成にとっても前向きな感想が聞かれ、岩村医師は「実際に使用している機械に触れる機会は少ない。これを機に外科に興味を持っていただき、将来の外科医育成の一助になれば」と語った。
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