厚木・愛川・清川 文化
公開日:2025.09.05
「西山三山」の碑を建立
創設20周年を記念して
2004年に結成された西山を守る会(荻田豊事務局長)は、創設20周年の活動の証として、事務局前の国道412号線沿いに「相州アルプス・西山三山」の碑を建立した。登山者の益々の増加を祈念する意味も込められている。
登山愛好家に親しまれている厚木市と愛川町にまたがる高取山、華厳山、経ヶ岳は、かつて地元で「西山」と呼ばれ、荻野村など周辺の村々の共有林として人々の生活を支えていた。
同会は西山尾根道や環境の維持などを目的に発足。以来、毎月1回、山の変化の観察や登山道の整備、道しるべとなる看板の設置などの活動を続けている。また毎年、豊かな自然を鑑賞できるヒオウギお花見会なども実施。9月7日(日)には西山踏査登山も実施する予定だ。グループのミニコミ紙「黄色いチラシ」は538号となっている。
荻田事務局長は「地域の人が故郷の山を知り、道行く人が山の名を知ることで、山への関心を高めてほしい」と話した。
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