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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2025.09.05

神奈川県看護師等養成実習病院の実習指導者表彰を受けた
後藤 恵子さん
厚木市緑ヶ丘在住 51歳

感じたことを大事に

 ○…神奈川リハビリテーション病院の看護科長として、看護教育の発展・向上への功績が認められ、神奈川県看護師等養成実習病院連絡協議会と神奈川県から表彰を受けた。8月13日には横浜市内のホテルで行われた表彰式に出席。金屏風の前で表彰状を受け取った。「出席者が立派な方たちばかりですごく緊張しました」とほほ笑む。

 ○…「手に職をつけたい」という思いと「専門的な分野で働きたい」、そんな思いから高校生の時に看護師になることを目指した。「医療系のドラマが好きだったこともあります」と笑う。看護師になって早30年。人の人生に関わる責任ある仕事だけに、未だに日々、難しさを感じている。それでも、担当患者が回復していく姿が働く原動力となった。看護学生への指導者としては20年以上。「患者さんとふれあい、感じたことを自分の言葉で表現できるように」と伝え続けている。

 ○…新潟県佐渡市の出身。父親が引っ越し好きだったこともあり、小学生時代は転校を繰り返していたと苦笑する。中学からは秦野市に住み、就職を機に厚木市に移り住んだ。一男一女を育てながらの職務は大変な面ももちろんあったが「辞める選択肢はなかった。仕事が好きなので」。忙しい中での保護猫と過ごす時間が息抜きという。今年の3月からはホットヨガにも通いだした。「今のところ週1回は続いてます」とにっこり。

 ○…理想とするのは「人の話が聞ける看護師」。リハビリテーション病院ということもあり、治療や通院が長期にわたることも多いだけに、本音や気持ちを伝えてもらうことが重要になる。「私たちの仕事が患者さんの未来の生活につながっていく。常にそういう意識を持って取り組みたい」

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