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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2025.09.05

厚木清南高
全国の舞台で入賞
定時制の陸上大会

  • メダルと賞状を手にする丹羽さん(左)と川口さん

 8月11日から14日に都内で開かれた全国高等学校定時制通信制陸上競技大会で、神奈川県立厚木清南高校(厚木市岡田)の丹羽紘斗さん(3年)が男子400mで準優勝、800mで5位入賞を果たした。同じく川口力也さん(3年)も100m、200m、4×100mリレーに出場し、高校最後となる全国の舞台で健闘した。

 2人が陸上部へ入る気満々で入学した時、部は休部状態だった。そこで2人は顧問の関原裕二教諭に直談判。「本気でやるなら」と返事をもらい、「3年で全国優勝」を目標に掲げた。以来、オフの日も競技場で練習するなど互いに切磋琢磨し、大舞台に挑んだ。

 丹羽さんは400mで自己ベストに迫る51秒39を記録し2位に輝いた。800mでも2分6秒82で5位入賞を果たした。過去には肉離れなどけがに苦しんだが、「最後の全国に最高の状態で挑めた。優勝はしたかったが、悔いはない」と3年間を振り返った。今後は進学を目指し、競技からは離れるが、趣味として続けていくという。

 川口さんは100m、200mと神奈川県選抜チームの一員として4×100mリレーに出場。大会前は「自己ベストも狙える感覚だった」と調子の良さを感じていたが、リレーで自身の番でバトンミスがあり予選敗退となった。「実力で負けたなら受け止められたが、本当に悔しい」と話した。川口さんは今後も大学の部活動で陸上を続けていくという。

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