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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2025.09.05

歯科医師会が防災訓練
厚木市と合同で医療救護

  • 被災者役から話を聞きとる医療関係者ら

  • 個人を特定するため歯を調べる訓練

 一般社団法人厚木歯科医師会(堀真治会長)は8月31日に厚木市保健福祉センターで、厚木市と合同の防災訓練を実施した。例年災害発生直後を想定した訓練を行ってきたが、今年は初めて災害発生から1週間後を想定した訓練となった。

 この日は市職員を始め歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士などのほか保健師や看護師、薬剤師、栄養士などが参加。テントの中の避難者役を訪ねて回り、安否確認を兼ねて現在の体調や困りごとなどを聞き取った。その結果、口腔ケアや義歯の修理、歯の治療や投薬が必要となった場合には、関係機関と連携し、繋いでいくという流れを確認した。

 また、歯が個人を特定する有力な手段になるため、歯科医師による大規模災害時の「ご遺体個体識別訓練」が行われ、参加者はその手法について学んだ。

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