厚木・愛川・清川 社会
公開日:2025.10.17
愛川町「水道みち」
パパイヤたわわ
10月中に収穫予定
愛川町と愛川町農業委員会が今年5月に、第2号公園付近の中央分離帯に植えたパパイヤが、大きな実をつけている。
「水道みち」の愛称で知られる同所では、道路の景観向上や環境美化を目指して、2022年度から「フラワーロード」事業を実施。これまではヒマワリや菜の花、コスモスなどを植栽してきた。今年は有害鳥獣や遊休荒廃農地への対策として、同委員会で研究を行っているパパイヤを植栽。約350mに61本の苗を植えたという。
町道路課によると7月頃に花が咲き始め、9月頃から青パパイヤの実がなり始めた。10個以上の実がなっている木も多く、形も丸いものから長細いものまでバラエティに富んでいる。
同課では10月中に実を収穫して種を取り、町農業委員会と協力して新たな苗を作っていく予定。その苗を来年も植えて「パパイヤロード」を定着させていきたいと考えだ。「内陸工業団地では多くの外国人も働いている。パパイヤを見て少しでも懐かしさを感じてもらえたらうれしい」と同課では話している。
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