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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2025.11.21

ZOOM UP
「仲間が増える」喜びを力に
篠崎美和さん

  • 明るくユーモアを交えて話す篠崎さん

  • イベントチラシ

 愛川町田代の中津川に架かる平山橋に焦点を当てた地域活性化イベント「ひらやま橋レトロマルシェ」の実行委員会委員長を務めるのが篠崎美和さん(=写真)。

 東京に生まれ、相模原、新潟、大和と転居を重ねた篠崎さんは、ハトコの紹介で愛川町の酪農家に嫁いで30年が経つ。結婚当初は、畑違いの農家生活にカルチャーショックを感じたというが、「すべてが未経験すぎてミラクルワールドに飛び込んだみたいだった」とユーモアを交えて振り返る。

 子育てを機に地域交流を深めた篠崎さんは、家業の搾りたて牛乳を使ったソフトクリームやジェラート、そして自家製牛糞乾燥堆肥を用いた米「牛さんのお米」の販売を地元のマルシェや朝市で展開。古き良き時代の「嫁」でありながら、自らの手で新たな確固たる居場所を築き上げ、今や「地域の顔」として活躍している。

 篠崎さんは、「色々な人に会えるので、仲間が増えるって楽しい」と、人とのつながりの大切さを強調し、今回の「レトロマルシェ」についても「次は春に検討している。回数を重ねていきたい大切なイベント」と語り、平山橋を起点とした交流の場を継続させ、愛川町の賑わいを創出していく強い意欲を示した。

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