「フルーツの里」として知られる伊勢原。市内のミカン畑で、特産品のミカンの収穫が始まった。
善波にある飯塚正晃さん(70)の「あかざと園」では、ミカン狩り用に「宮川早生」を栽培。12月上旬まで、ミカン狩りが楽しめる。飯塚さんは「台風の影響はなかったが、夜の冷え込みが少ないので、例年より1週間ほど色づきが遅れている」と話す。一方で「近年は温暖化の影響もあり、糖度が上がってきている」という。
10月28日に同園を訪問した、相模原市と町田市から訪れた60歳代の男性と女性は「今年はすでに2回目。甘くておいしいので、来月も来ます」と話していた。
同園ではミカン狩り用以外にも、さまざまな種類のミカンを栽培。直売所では贈答用などの品も取り扱っている。
JAいせはら営農経済部によると、市内の栽培面積(かんきつ類合計)は27ヘクタール。柑橘部会に加入する農家は117戸にのぼる。直売価格は、極早生が2kg650円。市内の各直売所で買い求めることができる。
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