日本プロゴルフ殿堂入りを果たした 岡田 美智子さん 上粕屋在住 75歳
生涯現役のアスリート
○…1995年の大王製紙エリエールレディスで、50歳312日の最年長優勝をマーク。自身のツアー10勝目は、世界記録としてギネスブックにも認定され、この記録は現在も破られていない。このほど第8回殿堂入り顕彰者に、プレーヤー部門で選ばれた。協会からの第一報に、うれしさのあまり涙ぐんだという。「ゴルフの歴史の中に、私が頑張ってきたことが残せた。親孝行ができたと思いました」
○…1945年、福島県いわき市出身。幼少期に母親からは「普通の人よりも、1時間早く起きて努力する」という精神を学んだ。中学を卒業後、地元の洋裁学校に進むも、中退して川崎市内のゴルフ場にキャディーとして就職。お客さんから譲ってもらったクラブでゴルフを始めた。22歳で第1回プロテストに参加して、女子プロゴルファーの1期生に。日本ゴルフ界の第一人者、故・中村寅吉プロに師事するため30歳で伊勢原へ。ツアー10勝は、師匠との約束でもあった。
○…「器用ではなかった。地道に努力をしないと成果は出せない」と、毎日1000球近いボールを打ち込んで技術を磨いた。プロゴルファーであり、アスリート。ツアー中も行う早朝のランニング、食事や健康の管理は、ストイックに徹底したという。レギュラーツアーでは58歳までプレーし、現在もレジェンズツアー(グランドシニア)に参戦する。「何歳になってもゴルフができる見本でいたい」
○…ティーチングプロでもある夫と2人暮らし。毎日5Kmのランニングやジム通いをはじめ、伊勢原ゴルフセンターで週3日は練習を欠かさない。「ゴルフは生涯スポーツ。これからは、裾野を広げる活動をしていきたい」。日本ブラインドゴルフ振興協会所属。
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