新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が5月25日、神奈川県を含む5都道県で解除された。これに伴い伊勢原市教育委員会は6月1日から市内小中学校の教育活動を段階的に再開。市内10小学校と4中学校で学校が再開された。また市は一般利用をが休止していた屋外公共施設を9日(火)から、屋内公共施設を16日(火)から再開する。(6月3日起稿)
伊勢原市教育委員会は緊急事態宣言の解除及び県の通知を踏まえ、小中学校の教育活動を6月1日から分散登校で段階的に再開した。
クラスを地域ごとに分けて分散登校を始めた緑台小学校では、机と机の間隔をあけ、さらに児童が横並びにならないよう前後をずらして席に着き授業を実施していた。6年生の児童らは「学校が始まってうれしい。早くクラスのみんなで一緒に授業がしたい」などと喜ぶ一方で「コロナの感染が怖い」など不安も口にしていた。
市教育委員会の担当者は「毎朝の検温など、保護者と学校が協力して、子どもたちの健康を守っていく。感染症対策を徹底して、感染拡大リスクの低減に努めたい」と話した。
夏休みは3週間に
現在、市内の小学校ではクラスを2グループに分け、1日おきに登校。午前授業で給食はない。中学校はクラスを午前と午後の2グループにわけ、毎日登校するが、昼食はない。
6月15日(月)からは小中学校で午前授業のみの一斉登校が始まる。小学校は17日(水)までで、中学校は19日(金)まで。中学校の部活動は18日(木)午後から2、3年生の再開を可能にする。
その後は小中学校とも通常授業になり、一斉に登校して、給食や昼食を開始する。
また1学期は7月31日(金)までとし、夏休みは8月1日(土)から21日(金)に短縮。2学期は8月24日(月)から始まる。
公共施設は利用者名簿も
緊急事態宣言の解除を受け市は、休止していた公共施設の一般利用を段階的に再開する。市内小中学校の学校開放施設・屋内外運動場など一部の施設を除いて屋外は6月9日(火)から、屋内は16日(火)から利用できるようになる。しかし新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当面の間使用を制限した中での利用になる。利用の際は、利用前の検温や、手洗い、手指消毒、マスク着用の徹底などのほか、利用者名簿の作成が必要になる。公民館などでは、密集を避けるため利用者数に上限を設定する施設もある。
市が主催するイベントなどについては引き続き感染症の拡大防止のため、8月31日(月)まで原則中止または延期となる。
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