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公開日:2026.05.29
患者さんの負担軽減とより正確な診断へ 医療レポート№47 前立腺がん診断に融合生検 取材協力/東名厚木病院
加齢と共に50代から急増しはじめる「前立腺がん」は男性の罹患率第一位となるがん。しかしながら比較的進行が緩やかとされ、早期発見・治療で根治を目指すことができるという。県がん診療連携指定病院の東名厚木病院で新たに始める生検について、泌尿器科の藤城貴教医師に伺った。
同院で導入されたMRIUS融合生検は、撮影したMRI画像と超音波(US)検査を融合させ、その診断から組織をピンポイントで採取するもの。「融合させることで、がんが疑われる箇所を狙って生検を行え、従来より精度が上がります」と藤城医師。また精度が上がることで、人によっては検査回数を減らせ、身体的な負担の軽減も期待されるという。
前立腺がんは転移のない場合(ステージI〜III)は5年生存率が100%とされており、「転移していなければ適切な治療で治るがんです」という。同院では前立腺がんに対して、手術支援ロボットを導入し、他の泌尿器科関連も含めた手術を実施している。また放射線治療として「中等寡分割照射」を実施。これにより、従来の標準分割照射に比べて治療回数を減らし、短期間で治療を終了することが可能となっている。
「まずは自治体等で行われている『前立腺がん検診』を受けることが大切です。私も50歳から検査を受けています」と藤城医師は話した。
東名厚木病院
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