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地域作業所ドリーム ポップコーンで収入増へ 施設内に工房オープン

社会

掲載号:2020年11月20日号

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ポップコーンをPRする利用者
ポップコーンをPRする利用者

 社会福祉法人伊勢原市手をつなぐ育成会(大杉あや子理事長=人物風土記で紹介)が11月12日、市内桜台の地域作業所ドリームの施設内にポップコーンの製造販売工房、ジェリーズポップコーン・ドリーム伊勢原をオープン。お披露目式で工房が公開された。

 これは、株式会社ジェリーズポップコーン(福岡県・古賀洋之代表取締役)が障害者の就労支援を目的に全国展開しているプロジェクト「ジェリーズポップコーン・福祉応援隊」に加盟しオープンしたもの。全国で80超の福祉施設が活動中で、県内には3店舗目。社会福祉法人としては初めての店舗になる。

 ドリームはこれまで、委託軽作業(内職)を主な生産活動としてきた。しかし、1つの作業の工賃が0・5円ほどであるため、職員は工賃をアップさせて、施設利用者にやりがいや楽しさを感じてもらうために何かできないかと以前から頭を悩ませていた。

 そして1年ほど前に同社のプロジェクトを知り、職員の長尾拓哉さんらがすでに加盟していた都内の施設を見学。利用者が楽しそうに働く姿を目の当たりにしたことで加盟への思いを強めたという。そこから同会理事会へ、加盟のメリットなどを提案。今年3月に承認を得た。大杉理事長は「職員の利用者への思いが伝わった」と話す。コロナ禍で準備が進まないこともあったが、手洗い場を新たに設置するなど同作業所内の食堂を工房に改装。9月に食品衛生管理者を取得、菓子製造業の許可も取得し、職員とともに利用者が製造や営業研修を経てこのほどオープンとなった。

 ポップコーンの製造販売には、さまざまな作業があることから、障害の程度に応じた仕事を通して利用者のスキルアップを図ることができ、収入増加も見込めるという。同会によると当初1日に10個を販売目標にしていたが、3日からのプレオープン期間、7日間で500個を販売した。「地域の小・中学生や地域の方たちが購入してくれた。利用者も地域の方と触れ合い楽しそうに仕事に取り組んでいるので職員一同喜んでいる」と話す。

 ポップコーンは1リットルサイズ400円。現在ドリームのほか、市役所本庁舎横のお食事処しいの木や伊勢原ボウリングセンターなどで販売中。「イベント出店のほか、今後さらに販路を拡大し、将来的には受注生産も検討していきたい」と話している。

 11月22日(日)には市総合運動公園で開催される「イセハライチ」に出店の予定。

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