横須賀版 掲載号:2011年2月18日号
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広告フラッグ活用し地域にPR 追浜駅前の商店街アーケードなどで「社会実験」

買い物客の頭上で広告がはためく
買い物客の頭上で広告がはためく

 追浜駅前の商店街アーケードにはためく、マンション販売広告―。この場所には昨年まで湘南シーレックスの応援フラッグが掲げられていた。横須賀市では、市内商店街のアーケードや街路灯に「広告フラッグ」を掲出し、広告収入を得る「社会実験」を今月から開始した。

 この事業は、従来認められていなかった公道上への広告掲出を、一定の要件のもとで可能としたもの。川崎市などでの先行事例をもとに、市内の商店街から市に提案があり、検討を重ねた結果、社会実験として再来年4月まで実施されることとなった。

 その第1弾が、追浜駅前の商店街。追浜駅前から夏島方面の追浜銀座通り商店会、国道16号線沿いの追浜大通り3丁目商店会・サンロード追浜商店会のアーケードに計200枚の広告が掲げられている。今後は追浜東町商店会の街路灯にも正方形のフラッグが掛けられる予定。

 広告主は、追浜東町でマンション開発を行う業者。「さまざまな広告媒体のひとつとして、地域の人の目にも入る有効な活用法として利用した」というのが導入の理由だという。商店街側も「400戸約3000人の街が新たにできるということで、商店街としても街の賑わいに一役立てれば」と話す。

 事業の背景には、広告主の意向だけでなく、商店街の厳しい現状も垣間見える。広告による収入は、アーケード・街路灯などの維持管理や地域イベントの費用として充当される見込みだという。商店街が自主財源として維持管理費用を得るしくみを作ることで、環境整備や活性化につなげるという狙いもある。他の商店街でも事業の動きがあり、今後、市内のアーケードや街路でも「広告フラッグ」が見られそうだ。

 市では、景観に対する影響など、この社会実験に関するアンケートなども実施予定。その意見をもとに、今後の本格的な事業化を検討していくという。
 

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