横須賀版 掲載号:2011年3月25日号
  • googleplus
  • LINE

カレー課長の異名で「カレーの街よこすか」を全国区にし、3月末で定年退職する 青木 猛さん 追浜行政センター館長 60歳

「カレー課長」の信念に揺ぎ無し

 ○…館内でのスーツ姿よりも、屋外での青い作業服の方がよく似合う。3年前に行政センターの館長に就任してからは、Y・フェスタ追浜の企画だけでなく、貝山地下壕などの遺跡調査にも乗り出した。「追浜のインディジョーンズ」の異名は言い得て妙。定年退職が間近に迫る中、「座って大人しくしていられない」のは相変わらず。だがその行動力が、横須賀で定番化した数多くの観光事業を”最初に”手掛けた。例えば-。

 ○…市経済部観光課長に就いたのが98年。当時、舞鶴市と呉市とで「肉じゃが発祥の地論争」が盛り上がっていた。「横須賀でもお国自慢ができないだろうか」。市、商工会議所、海上自衛隊らが集まった席で話題になったのが出発点だ。次に、ストーリー性。かつて海軍では曜日感覚を取り戻すため毎週金曜にカレーを食べていた。終戦後、故郷に帰った兵士が家庭にその味を伝えたことで「横須賀はカレー発信のルーツ」だと言える。99年、市が「カレーの街」を宣言すると、全国に売り込む実行部隊として課長自ら最前線に立った。

 ○…「ゼロからスタートしたので、とにかく(カレーの街として)目立つ事を考えました」。メディアの取材は数百に上った。誰よりも大きな声で、誰よりも熱く。「カレー課長」と命名したのはテレビ朝日だそう。一方観光課では、職員がアロハやスカジャン姿で市民を出迎える演出もした。「騒ぎ屋なので」と笑うが「自分達のまちづくりに誇りをもつことが何より大事」と語る眼差しは真剣そのもの。

 ○…ペリー来航150周年の03年には「よこすか開国祭」を成功させた。「雨なんか降らない!」と思い込むのは今も同じ。行政職員としては珍しいタイプでは?と尋ねると、「どうかな」とはにかむ。退職前でも変わらず表情は明るい。やはりセンチメンタルは似合わない。今後は個人として多方面でのまちづくりに参加するそう。横須賀を「もっといい街」にするために。
 

横須賀版の人物風土記最新6件

長谷川 篤さん

プロウインドサーファーでNPO法人「津久井浜マリンスポーツ連盟」の中心メンバー

長谷川 篤さん

3月16日号

眞田 雅浩さん

北下浦地域で統一ブランド商品「横須賀ウインドブルー」の展開に力を入れる

眞田 雅浩さん

3月9日号

花形 みつるさん

県立横須賀高校ラグビー部への取材をもとに小説を出版した

花形 みつるさん

3月2日号

MEGWIN(メグウィン)さん(関根 剣)

動画投稿の「YouTuber」の先駆者として広く知られる

MEGWIN(メグウィン)さん(関根 剣)

2月23日号

秋澤 啓尚(ひろなお)さん

かながわ駅伝初優勝のチーム横須賀で主将を務めた

秋澤 啓尚(ひろなお)さん

2月16日号

稲崎 高史さん

氷彫刻をはじめ造形作家として活躍する

稲崎 高史さん

2月9日号

横須賀版の関連リンク

あっとほーむデスク

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

「生物調査隊」になろう

「生物調査隊」になろう

観音崎自然博物館で講座

3月25日~3月25日

横須賀版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年3月16日号

お問い合わせ

外部リンク