豊島小 玄関にモザイク画 創立140周年の記念に
横須賀市立豊島小学校(富山洋一校長)の全校児童がこのほど、同校の創立140周年を記念したモザイク画を制作した。玄関の床に敷き詰められたブロックをキャンバスに見立て、1枚1枚にペンキで色を塗り、作品に仕上げた。男の子と女の子の笑顔、140の数字、「としま」の文字などを表現している。
明治5年創立の同校には、幅9メートル、奥行き15メートルの広い玄関がある。富山校長によると、床にブロックが敷かれた時期や理由は定かではないという。
今年140周年を迎えるにあたり、同校ではセレモニーを開催しない代わりに、全校児童243人の思い出に残る制作をしようと企画。特徴でもある玄関のブロックを使用した、全員参加の記念ペイントに取り組んだ。
デザインは、6月に児童からアイデアを募ったものを組み合わせた。ペイントは、約12センチ×24センチのブロック1枚につき1色を塗るというルールを設定。夏休みが明けると、図画工作の時間などを利用しながら、1人が2〜3枚ずつ塗り上げ、約1カ月かけて「アート」に仕上げた。
富山校長は、「卒業生の皆さんや、地域の方にもご覧いただきたい」と話している。
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