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公開日:2013.09.13

猿島
今月末から渡船再開
有料公園化検討の発表も

  • 年間で10万人以上が訪れている猿島

 横須賀市は先月29日に猿島公園で発生した火災により一時中断していた定期船の運航と島内への立入りを9月26日(木)から再開すると発表した。一方、今月9日に行われた市議会都市整備常任委員会で、市は来夏以降に同園での入園料徴収を検討していることを明らかにした。



 火災によるけが人はなく、物販棟やボードデッキなど約2百平方メートルを焼失。管理する市緑地管理課の発表によると、公園施設の全面復旧は来年中の見通しだが、がれき処理の目処が立ったため島内散策やイベントは従来どおり実施していく。



 今月28日(土)は、ガイドツアー&フラダンス体験会を開催。(フラは希望者のみ)現在参加者を募集している。申込は往復はがきに〒・住所・氏名・電話番号・参加人数(4人まで)を明記し、〒238―8550小川町11市緑地管理課へ。9月17日(火)締切。詳細は同課【電話】046・822・9799



環境と遺産保全に充当



 今月9日に行われた市議会都市整備常任委員会で、同園の有料化を検討していることが報告された。自然や文化遺産の保全費の確保が目的。同園は03年に国から無償譲与を受けて市が整備した公園で、維持管理に年間約3千万円かかっている。その使途の大半は施設整備に充てられ、環境や遺構保全は対象外だった。そのため有料化は前々から検討事項に挙がっていたという。そして今年6月、落石事故が発生。軍事要塞遺構である砲台構造物の一部が落下したことから、保全費用の確保が急務となった。



 徴収料金は未定だが、定期船を運航する(株)トライアングルが燃料高騰による渡船料値上げを予定していることから、市は「慎重に調整したい」としている。

 

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