横須賀版 掲載号:2014年1月24日号
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ミルク給食は必要か 学年末前に提供終了のケースも

 横須賀市立中学校で給食時に配膳される牛乳。年間6050円を上限に保護者が負担している。しかし、牛乳価格の高騰もあり、年間の給食費だけでは賄えなくなっており、年度途中で牛乳の提供を取りやめる学校もあるという。

 「今年度のミルク給食は規定数に達したため、昨年よりも早く終了します」――。市内の中学校で先週、保護者に手紙が配布された。牛乳の代わりとして、3月の学年末まで、水筒の持参を呼び掛けているという。この学校に限った話ではなく、多くの学校でこうした対応がなされている。横須賀市の「ミルク給食費」は、6050円を上限としており、牛乳が値上がりすると提供本数も減り、学年末前に”終了”となるしくみだ。本数を調整して、年度末まで続ける学校もあるが、その対応は、各校に任されている。

 そもそも、学校給食で「牛乳」はどのような扱いなのか。給食自体は”適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図る”というような目的があり、そのなかで、主食と副食・牛乳を提供する『完全給食』、主食(ごはん・パンなど)を持参し、副食・牛乳は提供される『捕食給食』、牛乳のみの『牛乳(ミルク)給食』の3つに分けられる。県内で完全給食を実施している中学校は約18%、ミルク給食の学校は約35%となっている(平成24年5月・県調べ)。

 横須賀市では、昭和38年に中学校でミルク給食を導入。牛乳価格の上昇もあり、これまでに何度か値上げをしている。市内の中学校には協同牛乳が提供し、現在のところ1本あたり46・84円(保護者負担分)。今後、提供本数がさらに減ることも予想されるが、市教育委員会学校給食課では、「年度末まで提供してほしいという声が多くなれば、給食費の値上げを検討するかもしれない」と話すにとどまっている。

ミルク給食の意義は

 給食で牛乳を提供する目的は、心身ともに成長の著しい生徒にとって栄養の補給を図るため、とされる。一方で、実際に生徒からは「牛乳は苦手だからなくてもいい」「お弁当(米飯)に牛乳は合わない」という声も上がる。子どもの「牛乳離れ」も進む中で、栄養面で必要だとしてミルク給食を継続しているならば、年度途中で終了することに関して、疑問を呈する声が上がってもおかしくないはずだ。

 中学校給食の導入に関して、市議会でも質問を行っている小林伸行市議は、「給食に求められているのは、おいしさと価格・栄養。給食費で賄えないからといって終了させるのはなく、そもそも、ミルク給食自体どうあるべきなのか検討するべきでは」と話す。

 来週から市内の中学校14校でスクールランチの試行事業も行われる。市では、来年度もこの事業を施行する方向だが、「給食ニーズに答える」ための施策だとしたら、ミルク給食のニーズ把握は行っているのか。「実際に食する生徒の声を聞くことも必要」と同議員。完全給食・ボックスランチ方式・スクールランチ・ミルク給食…と給食の選択肢がある中で、当事者を含めた議論が必要だ。

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