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横須賀・三浦 教育

公開日:2014.07.18

海風香る”猿島ラーメン”
馬堀中生が新名物を考案

  • 完成した商品を手にPRする生徒

 市立馬堀中学校2年生11人が商品開発に携わったカップ麺「猿島わかめラーメン」が、今月12日にお披露目された。横須賀市・横須賀商工会議所・市教委が協働で行う「よこすかキャリア教育推進事業」の一環で、猿島航路を運航する(株)トライアングルが協力した。

 昨年10月、生徒らは「多くの人に猿島に来てもらうにはどうしたらいいか」をテーマに議論を行い、活性化策として食に焦点を当てたアイデアを出し合った。幅広い世代が日常的に食しているラーメンと、猿島特産のわかめを使ったPRを提案。職業体験を通して商品開発から消費者に渡るまでを実際に学んでもらおうと、「猿島わかめラーメン」と名付けたご当地カップラーメン作りに挑戦した。ネーミングやコンセプト、味、具材、販売方法など全て一から開発。猿の顔をモチーフにしたパッケージデザインも生徒が考えた。開発の過程では地元漁師の協力を得て、わかめの水揚げを体験するなど食材の魅力も学んだという。

 発売日に猿島で開かれた発表会では、試行錯誤したスープの調合や原価計算に苦労したエピソードなどを交えながら、「子どもから大人までたくさんの人に食べてもらいたい」「ラーメンをきっかけに猿島の魅力を知ってほしい」とアピールした。

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