横須賀市は今月20日から「よこすか健康スタンプラリー」を実施している。健康づくりに関連するイベントや講演会への参加でスタンプを1個付与。これを集めて応募し、健康関連の景品を進呈する企画。市担当課は「健康づくりに取り組む動機づけに」と参加を呼びかけている。
対象となるのは、市内で行われる17の健康関連のイベントや講演会、教室など(8月20・21日の「健康フェア」は実施済)。これに参加し、市役所や行政センター・実施会場などで配布する台紙にスタンプを押し、3個集めて応募。ウォーキングシューズや活動量計、体組成計、カロリー計などの”健康グッズ”が抽選で当たるというもの。西逸見の「すこやかん」利用でもスタンプを1個付与する。
神奈川県による未病改善の取り組みに加え、「生涯現役プロジェクト」として健康増進や介護予防に力を入れている横須賀市。年間を通して、ラジオ体操やウォーキング体験イベント、健康に関連する講演会などを行っている。今回の企画に関し、「スタンプラリーや景品の進呈という楽しみを加えることで、これらのイベント・講演会などに参加する動機づけになれば」と、市保健所健康づくり課担当者は話す。
ポイント対象となる催しは12月まであり、景品の応募締切は来年1月13日(金)。詳細は同課【電話】046・822・4537
「ポイント制度」多種多彩
「健康事業の参加でポイント(スタンプ)を付与し、景品を進呈」―といった企画は、他の自治体でも盛んだ。横浜市では一昨年から、歩数計を配布した「ウォーキングポイント事業」や「よこはま健康スタンプラリー」を実施している。海老名市の「健康マイレージ事業」では、イベントや講座以外に特定健診の受診など約90項目でポイントを付与。相模原市でも「健幸ポイント制度」のモデル事業を来月から開始する。
横須賀市は今年度当初、歩数計機能などを備えた独自のスマートフォン用アプリを開発する「健康マイレージ制度事業」を計画していたが、地方創生加速化交付金申請では不採択、議会でも事業見直しの意見が多数あり、廃止が決議されていた。今回の「スタンプラリー」事業費は、景品購入とチラシ印刷代など約20万円だという。
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