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横須賀市 妊活支援で少子化対策 県内自治体初、パンフ作成など

社会

掲載号:2016年10月14日号

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母子保健コーディネーターが相談窓口に
母子保健コーディネーターが相談窓口に

 横須賀市が「妊活支援」に乗り出している。今月から開始した「ハッピーマイプラン事業」では、少子化対策の一環として、妊娠から出産・子育てに関する情報まとめたパンフレットを配布。11月8日(火)には、市内で妊活イベントを企画している。妊娠から出産、子育てまで妊娠期以降の切れ目ない支援体制で「子育てしやすい街」をアピールしたい考えだ。

 全国的に少子化の傾向が続く中、その目安となるのが、1人の女性が生涯で産む子どもの数を表した合計特殊出生率。横須賀市の数値は1・23人(2014年調べ)で微減傾向。全国値1・46人(昨年)も下回っている。

 「仕事を持つ女性が増え、出産時期に変化が生まれている」と話すのは、「ハッピーマイプラン事業」を担当する市こども健康課の佐藤さん。初産の平均年齢が高くなっていることも少子化の要因とされ、市内でも10年ほど前までは20歳代で初めて出産する人が多かったが、ここ数年は20代と30代が同数。さらに40代での初産が増えているという。「子どもが欲しい」「2人目を」と思った時に授からないというケースも多く、妊娠に向け、心身を整えることを意味する「妊活」という言葉が広がっている。

妊活指南イベントも

 「ハッピーマイプラン事業」では県内初の妊活支援として、パンフレットを作成。「夫婦で考える健康・妊娠・出産・子育て」と題し、まずは、子どもの有無など夫婦各々のライフプラン(将来像)を描き出すことを提案する。さらに、妊娠・出産を希望する人に向け、市内の子育てサービスや不妊治療の助成制度などをまとめた。4200部作成し、婚姻届を提出した夫婦等に配布している。

 来月8日には、西逸見の生涯学習センターで妊活イベントを開催。不妊治療の支援団体による講演、男性に向けた妊活指南、授かりレシピなどのセミナーを用意している。時間は午後2時から。産婦人科医による妊娠相談もある(予約制)。参加申込は来月1日まで市コールセンター【電話】046・822・2500で受付。

「切れ目ない」体制

 自治体による妊活支援は、不妊や不育症(妊娠しても流産や死産を繰り返す症状)の治療費補助が大半。横須賀市では、今年度から特定不妊治療費の助成額を拡大(初回に限り)。男性不妊の治療にも助成を行う。不育症に関しては、治療の前の判定検査費補助も始めている。「不妊治療への支援に留まらず、妊娠・出産に関する情報提供と、産後ケア事業など切れ目ない支援体制を整えている。”子育てしやすい街”として、定住に繋げたい」と担当者は話している。

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