社会福祉法人誠心会が運営する児童養護施設「しらかば子どもの家」(長瀬3の3の1)で今月3日、三春町にある回転寿司店「にぎり一丁」の寿司職人が来訪し、その場で握った寿司を子どもたちに提供した。児童らの進級・進学を祝うためのもので、同店を運営する日本水産観光株式会社が毎年この時期に奉仕活動の一環として実施している。
当日は同施設で暮らす小学生から高校生まで約30人が参加。マグロやイカ、サーモンなど5種の新鮮ネタが次々と握られていく様を見学しながら、出来上がったお寿司を笑顔で平らげていった。仲嶋久義施設長は「施設内では衛生上の問題があり、生ものを児童に提供するのが難しいので、貴重な機会になったと思う」と話した。
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