神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2017年7月28日 エリアトップへ

横須賀市 副市長に永妻氏と田中氏 上地市政の体制固まる

政治

公開:2017年7月28日

  • LINE
  • hatena
永妻和子(右)、田中茂両副市長と新倉聡新教育長
永妻和子(右)、田中茂両副市長と新倉聡新教育長

 横須賀市議会は26日の臨時議会で、空席となっている副市長に、前教育長で前市社会福祉協議会会長の永妻和子氏と、前市上下水道局長の田中茂氏を選任する議案を全会一致で可決した。教育長にはシティサポートよこすか施設理事の新倉聡氏が決定し、これによって上地市政の体制が整うこととなる。

 副市長については吉田雄人前市長の退任に伴い、沼田芳明氏と田神明氏が7月9日付で辞職し空席となっていた。

 永妻氏は1967年に横須賀市に入庁。子育て支援課長やこども育成部長などを歴任し、2007年に退職。以降6年半、教育長を務めた。その後市生涯学習財団理事長や市シルバー人材センター理事長なども任されていた。

 田中氏は1980年に入庁、環境部長や資源循環部長などを歴任、2016年に退職し市上下水道局長を務めた。

 選任理由について上地市長は「両氏は長きにわたり、強いリーダーシップで市の発展のために尽力してきた」と評価したうえで「共通の目的に向かって突き進む市役所を取り戻すためのけん引役になってくれる」と期待を込めた。

 教育長に就任する新倉氏は1981年に入庁。教育委員会事務局管理部総務課長や選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長などを歴任し2017年に退職、現職に至る。

 上地市長は「幅広い視野とこれまでの行政経験から得た深い知識に基づき、論理的な思考を駆使して課題解決策を導き出し、それを実行に移すことができる優れた人物」と述べた。

退職金不支給へ

 上地市長は、6月の選挙戦で公約としていた市長と副市長の退職金を不支給とする条例案を提出。全会一致で可決された。現行の市長退職金は約2226万円、副市長は約1420万円。市によると、県内で市長の退職金不支給を定めるのは川崎、鎌倉についで3市目で、副市長に関しては全国でも珍しいという。
 

横須賀版のトップニュース最新6

スペース活用で創業応援

安浦町

スペース活用で創業応援

時間貸しのカフェ・オフィス

4月19日

「市民開放エリア」整備

横須賀火力発電所

「市民開放エリア」整備

音楽ライブやスポーツ利用

4月19日

官民連携で食糧支援

横須賀市

官民連携で食糧支援

規格外野菜を子育て世帯へ

4月12日

「最後の海軍大将」を偲ぶ

長井

「最後の海軍大将」を偲ぶ

私設図書館に井上成美ゆかり品

4月12日

災害時トイレ備蓄拡充

横須賀市

災害時トイレ備蓄拡充

車いす対応など課題も

4月5日

「くらしやすさ」全面発信

横須賀市定住政策

「くらしやすさ」全面発信

子育て世代向け新サイト

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook