横須賀・三浦 教育
公開日:2018.09.28
城北小
「自分で植えて刈ったよ」
小矢部50年ぶりの田んぼで
城北小学校の6年生92人が20日、衣笠山公園の麓にある里山「若芽の里トラスト」内の田んぼで稲刈りを行った。
米を育て収穫する苦労を体感する総合的な学習の一環。約50年前に休耕田となり木々が生い茂っていた土地を、NPO法人三浦半島生物多様性保全の協力の元、昨年から同校の6年生が整備し復田。今年6月には田植えも行っていた。
子どもたちは慣れない鎌に苦戦しながら無我夢中で稲を刈り取っていった。参加した板垣聖莉(ひじり)さんは「里山の原風景も楽しみながら作業できた」と笑顔を見せた。指導を行う同法人の天白牧夫代表は「復田から行う学校は珍しい。この地区では唯一の田んぼなので大切に管理していってほしい」と話した。
刈り取った稲は、子どもたちで脱穀し食べる予定。また来年2月には、復田から稲刈りまでの一連の体験を下級生に発表する機会を設け、毎年恒例の活動にしていくという。
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