横須賀版 掲載号:2018年12月14日号
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今月17日に凱旋試合を行うプロレスラー 横須賀 ススムさん(望月 享) 三春町出身 40歳

悔しさを闘う原動力に

 ○…横須賀での試合は約20年前、今のヴェルニー公園での興行に出場して以来。「長年望み続け、ベストなタイミングにセッティング出来て嬉しい。来てくれるファンに納得してもらえる闘いを観せたい」と気合を入れる。

 ○…身長173cm、体重77kgと、プロレスラーとしては決して恵まれた体型とは言えない。リング上では相手の持ち味を試合で最大限に引き出しながら最後は自分のペースに持っていく、”魅せる”試合を演出するファイトスタイル。「テクニックマスター」のあだ名で支持を得ている。

 ○…山崎小、大津中と横須賀で生まれ育った。転機となったのは高校1年の時、偶然観戦したプロレスの試合。大柄ではない選手が目の前で繰り広げられる迫力ある戦いぶりを自身と重ね、「これだ」と心が揺さぶられた。すぐに高校を中退し、プロレス団体へ入門したが、先輩との確執もあり半年ほどで退団。地元へ戻り、20歳の時にレスラー育成の募集を見つけて単身メキシコへ渡った。言葉も通じない中、無我夢中で練習に打ち込んだ。「退団先の先輩から皮肉を言われ、かえって闘志に火が付いた。挫折が今の自分の中で生きている」。朗らかな口調から「悔しさ」が「感謝」に変わったことが伝わってくる。

 ○…リングネームの「横須賀」は出身地という理由で意図せず改名させられたものだが、「馴染みある名前ですんなり受け入れられた。今となっては良かったのかな」と笑う。40代になり、「年齢を言い訳にできない」とこれまで以上にトレーニングを重ね、コンディションを維持する。だが一方で「1年でも長く現役を続けたい」と本音も。今回の凱旋を機に、「地元でも定期的に試合を開き、根付かせたい」と話す。憧れから始めたプロレス、今度は憧れられる番だ。

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