横須賀版 掲載号:2019年11月8日号 エリアトップへ

「空道」の全国大会に5年連続で出場する 山口 莉央さん 湘南鷹取在住 16歳

掲載号:2019年11月8日号

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多彩な技に魅せられて

 ○…空手から発展した武道で、打撃のほか柔道のような投げ技、寝技など様々な攻撃が認められている総合格闘技「くうどう空道」。11月9日に行われる全国大会に出場する。小学6年から5年連続で出場しているが、優勝まであと一歩のところで涙をのんできた。「高校生になり最初の全国。相手は上級生がほとんどで環境も変わるが、精一杯戦う」と意気込む。

 ○…空道に出会ったのは6歳の頃。両親の「護身術を身に着けてほしい」との考えから、柔道や空手などを見学していた時に「一番惹かれた」。魅力は技の多様性。掴み技やパンチ、蹴り、関節技など攻撃の自由度が高い。小学5年になると習い事ではなく競技として向き合うように。連盟主催の合宿に参加した時、部屋を共にした大学生の競技に対し真剣に向き合う姿に心打たれ「その時から勝つために練習しようと思った」

 ○…昨年の全国大会、優勝まであと一歩のところで負けを喫した。4年に1度開かれる世界大会の切符もかかっていただけに「一番落ち込んだ」。それでも「この悔しさを糧に」と切り替えた。中学までとは違い、高校からは頭部への攻撃が許される。ヘッドギアを着用するため安全ではあるが「最初は怖くて泣いてしまった」。それでも、打たれ強くなるためにとボクシング部のある高校に進学。放課後は部活、夜は道場へと通い日々技術と度胸を磨く。

 ○…話す姿は「おっとりとした女子高生」だが、練習や試合が始まると一変。目つきや雰囲気は戦闘モードに。得意の回し蹴りで相手を圧倒していく。指導者も「我慢強さ、練習への姿勢は人一倍」と目を見張る。将来の夢は警察官。競技も続けていくつもりだ。「強くなるために」―精進の日々は続く。
 

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