県立高校の再編・統合により40年の歴史に幕を下ろす大楠高校。3月に迎える最後の卒業式を前に、現役生や卒業生から別れを惜しむ声があがっている。
同校は1980年開校。2009年からキャリア教育推進などを教育方針とするクリエイティブスクールとなった。
完校前に美術部員は花壇や階段、図書室の壁面に記念アートを制作。「旅立ち」「知識」などをテーマに約4年かけて描き上げた。部長で同校最後の卒業生となる月田
紗彩(さあや)さんは母校を惜しみながらも「曽祖父が2代目校長も務めた大楠高校の最後に立ち会え、大作制作にも携われて嬉しい」と話した。
同窓会の「葦生(あしお)会」は3月21日(土)、校舎見学と完了式を計画。2期生で同会会長の高橋祐さんは「見学会は申し込み不要。校舎に入れる最後の機会なので、是非足を運んでほしい」と呼びかけた。午後1時から2時。4月以降同校は横須賀明光高校と統合され、横須賀南高校として新たな歴史を刻む。現校舎や土地の活用方法はまだ決定していない。
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