横須賀・三浦 経済
公開日:2020.08.28
「揺れても沈まず」
湘南信金前理事長が講演
横須賀・三浦の若手経営者が参加する「横須賀法人会青年部会」主催のセミナーが今月21日、三浦商工会議所で開かれ、
湘南信用金庫相談役(前理事長)の石渡卓氏が講演した。テーマは「コロナ後の日本経済・社会をどのように考えていけばよいのか」。自身の経験を基に、ピンチを乗り越えるための心の持ち方などを披露。約50人の参加者が熱心に耳を傾けた。
石渡氏は冒頭、コロナ対策と経済の両立の必要性を説いた。「知恵を絞ってくぐりぬける、そこに人間のたくましさがある」とし、政府には経済の立て直しを優先する政策を期待した。加えて激変必至のコロナ後に事業者として準備することとして、国の経済動向を注視しながら事業計画を再設定することをアドバイス。経済活動の源泉である人口統計のトレンドも掴みながら、データに基づいた経営戦略を行うことにも言及。人口減少を前提にした事業の将来予測を同業種で意見交換し、危機を共有しながら対策を講じる必要性を述べた。
今から12年前、不良債権処理に追われ、資本注入を受ける厳しい経営状況の中で理事長に就任したことにも触れた。「眠れない日々を3年くらい経験したが、『揺れても沈まず』を経営信条に乗り越えた。どんなにみっともない姿をさらしても沈まなければいい」と当時の心境を振り返った。
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