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追浜駅前 「地域密着型バスタ」整備へ バス停集約、駅直結の複合施設

経済

掲載号:2021年4月2日号

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 横須賀市と国土交通省関東地方整備局は先月19日、追浜駅前機能強化整備の事業計画を策定した。バス停を集約し公共施設・商業施設を立体的に配置した「地域密着型バスタ」を設ける構想で、バスやタクシーの複合ターミナルとしてだけでなく、市街地拠点・防災機能も強化していく。

 横須賀の「玄関口」と言われる追浜駅周辺は学校や工場・研究施設などがあり、一日の乗降客数は約4万2700人(2018年)。線路と並行して国道16号が走り、駅前から東側には追浜夏島線が伸びる。バスや電車、自動車などさまざまな種類の交通手段が接続する「交通結節点」だが、駅前広場が狭く、バス・タクシーの乗降場は約280mに渡って分散。国道での事故も多く、歩行者や自転車・自動車の動線が錯綜しているのが現状だ。

 市と関東地方整備局はこうした状況を解消するため、昨年1月に追浜駅前の交通結節点としての機能強化を検討する有識者会議を立ち上げ。同年9月から事業計画検討会を設置し、このほど整備の青写真を公開した。

今年度は調査設計

 駅周辺の限られた土地を効率的に利用するため、国の立体道路制度を活用。施設については、新宿などで展開しているバスとタクシーの複合ターミナル「バスタ」をイメージしており、これを地域版に落とし込んだ形。まちづくりの課題解決につなげる「地域密着型バスタ」の先駆的事例にしていきたい考えだ。具体的には駅周辺に分散している11カ所のバス停を駅前空間の1階に集約し、2階以上には子育て支援拠点などの公共施設や商業施設の導入も検討。災害時の緊急輸送や情報発信の拠点としても整備していく。今年度の新規事業として予算計上されており、行政と民間事業者による「まちづくりファンド」などによる推進体制を検討する。

 追浜駅前ではこれと並行して再開発事業計画が進んでおり、駅前空間との機能分担も想定。歩行者デッキとつながる16号東側の再開発ゾーンには、一般車の乗降場や公共施設などを配置するイメージで、交通結節点との回遊性も高めていく。

 複数の事業が同時に進んでいる中で、横須賀市は先月25日、一体的なまちづくりの方向性を指し示す「追浜駅周辺地区グランドデザイン」も発表している。

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