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一般社団法人sukasuka-ippo 中学生に「放課後の居場所」 学習支援を軸に久里浜で新事業

教育

掲載号:2021年5月7日号

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「学習支援事業の構想は1年以上前から温めてきた」という五本木代表(写真左)
「学習支援事業の構想は1年以上前から温めてきた」という五本木代表(写真左)

 一般社団法人「sukasuka―ippo(すかすかいっぽ)(五本木愛代表)」は4月から中学生の学習サポート事業を始めている。授業についていくのが難しいと感じていたり、特別支援級に在籍している生徒が対象。放課後の居場所も兼ねたもので、同代表は「支援の必要な子どもをサポートし、将来の選択肢を広げていきたい」と話している。

 同法人は久里浜地域で、障害がある子も一緒に放課後を過ごすインクルーシブ学童保育所を運営。このほか、一時預かり保育事業や障害児受け入れの美容室、テレワーク事業などを展開している。昨年4月には「learning support」を立ち上げ、横須賀市の委託を受けて、就学援助家庭の中学3年生を対象に学習支援を行っている。

「授業難しい」困り感

 今年度も市の委託事業は継続しているが、今回、新たに立ち上げたのは「支援が必要な生徒」へのサポート。発達障害などにより、通常の学級と個別指導を行き来する「通級」や「支援級」に在籍する児童・生徒が増えているという現状があり、必要性を感じていた。

 そこで昨年度、市内の学校や保護者に聞き取り調査を実施。保護者からは「学校や塾の授業はついていくのが難しいが、ゆっくりなら理解できる」「進学を考えたときに選択肢を増やしたい」と学習面を心配する声が多くあがった。学校側からも「生徒の困り感をつなげる場所がない」「学校外のサポートと連携する必要がある」との意見があったという。18歳まで利用できる「放課後等デイサービス(放デイ)」もあるが、「受給者証」の申請が必要で、支援メニューもさまざま。「放デイ以外の居場所があれば」という声もあった。同法人では、こうしたニーズに応えられる事業を模索。「学習サポートと放課後の居場所」に軸足を置いてスタートさせることにした。

自信つける場に

 教室は久里浜商店街の空き店舗を改装したフロアで、支援の専門スタッフや現役の非常勤教師などを講師に揃えた。少人数の個別指導で支援教育の専門家や在籍している中学校との連携も行っていくという。「積み重ねが苦手な子、居場所がないと諦めている子。個々の特性を見ながら自信をつけられる場になれば」と五本木代表。テスト対策など学習計画を立てる「定期コース」と宿題や復習に取り組みながら放課後の居場所を提供する「放課後コース」の2つを用意し、保護者と面談しながら個別にサポートしていく。「子どもにとって安心できる場所、認めてもらえる場所でありたい」と話している。コースや料金等問い合わせは、同法人【電話】046・876・6479

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