神奈川県中学校駅伝競走大会(男子43回、女子36回)が11月6日、横浜八景島・海の公園周回コース(男子6区間19・95Km、女子5区間12・48Km)で行われた。男子58校、女子59校が出場し、市代表選手が男女ともに区間賞を獲得した。
男子では新たなスターが誕生した。4区(3・39Km)で軽快な走りを見せた池上中の紫芝(ししば)洋之介さん(1年)。28位でタスキを受け取ると、驚異のスタミナで16人をごぼう抜き。11分03秒をマークし、上級生を抑えて12位に躍り出た。バスケットボール部だが、3000mで市大会(新人戦)を優勝で飾っている。「初めての大会で少し緊張したけれど、チームに貢献出来て良かった。これを糧に来年はもっと良い成績を残したい」とさらなる飛躍を誓った。
大津中の村瀬音々羽さん(3年)は今夏、全国中学校陸上競技選手権大会(全中)で800mにエントリーした実力者。女子5区(3・39Km)で限界に近づく肉体を追い詰め、順位を7位上げて12分でフィニッシュ。最後まで粘りの走りを見せた。コロナ禍で陸上部の練習時間に制限のあるなか、部員たちが会場を手配し、自主的に学校外で取り組むべき課題と向き合うなど、ひたむきな努力が好タイムに繋がった。「3年間の持てる力を全て出し切った。高校でも陸上を続けて、上を目指したい」と悔いのない表情を浮かべた。
横須賀代表の総合順位は、女子が追浜中5位、大津中11位、久里浜中25位、男子が大津中6位、追浜中18位、池上中22位の結果だった。追浜中女子は、上位4校が出場できる関東大会まで、わずか9秒届かなかった。
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