横須賀・三浦 文化
公開日:2022.02.11
関東学院大美術部
「心躍るストリートに」
よこすか海岸通り壁面アート
平成埠頭交差点付近にある壁面が新たなアート作品に生まれ変わった。
新港町から平成町にかかる「よこすか海岸通り」に点在する老朽化したモニュメントを蘇らせようと、横須賀市が取り組む「ストリートキャンバス」の一環。完成セレモニーとして2月8日、市が制作を依頼した関東学院大学美術部の学生6人が日付や名前など記念のサインを揮毫し、8作品がお披露目された。
部員たちは3カ月ほど掛けて、スカジャンやネイビーバーガー、観音崎の灯台といった横須賀ゆかりのモチーフを緻密かつ迫力ある絵で表現した。作品を手掛けた森俊介さん(2年・須軽谷在住)は「幼い頃から買い物などでよく通る馴染みある道。ここで生活する人々が心を躍らせながら外に出るきっかけになれば」と期待を寄せた。
第2弾として昨年末、市はうみかぜ公園前交差点付近にある壁面にアートを描く制作者も呼び掛けた。「心はずむYOKOSUKA」をテーマに全国から集まった23点の中から、県内在住の草山歩さんが考案した躍動感あふれるポップなデザインが選ばれた。2月末から制作を始め、今年度中の完成をめざしている。
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