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横須賀・三浦 コラム

公開日:2022.04.15

わたしのまちでいきる
【1】こんにちは、うらら!一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛

 今月から新連載!障がいを持って生まれた娘うららとの歩みから、私が代表を務める(一社)sukasuka-ippoのルーツなど、さまざまなエピソードを交えていきます。



 平成23年1月8日13時35分。雲ひとつない冬晴れの日、麗(うらら)は生まれました。前夫との間の2人を加えると子どもは合わせて6人目。その一番下がうらら。出産は回数を重ねるごとに楽になるなんてよく聞きますが私の場合、今回が一番大変でした。障がいがあることで他の兄姉に比べて産まれようとする力が弱かったからなのか...。当時は「お産っていろいろあるな」くらいにしか考えていませんでした。甘い匂い、小さな顔と手足-。産後の体調は上の子たちの時と何も変わらず、幸せを噛みしめながら退院までの日をゆっくりと過ごしました。



 数日後、帰宅すると、兄姉たちは生まれたての赤ちゃんに緊張しながらもたくさんかわいがって、上の子が下の子の面倒をそれはよく見てくれる。本当に助かりました。私は毎日のお弁当作りに、幼稚園の役員やPTA...そんな毎日をこなすことで精一杯。些細なことはあまり気にしない性格なので、うららの成長が兄姉と比べて遅いかも?と思いつつも、呑気に「のんびりちゃんなんだね〜」なんて言っていました。



 そしてあっという間に1歳に。つかまり立ちはするものの、全く歩く気配がなく、足の裏をしっかり着けて立てないようでした。斜視もあり全く目が合わない。月齢に応じた手遊びが全くできない...。そんな成長の様子に家族内でも異変を感じて受診することにしたのです。  -次回に続く

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