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「捨てない」を循環させる 市民有志が発案 SUKA LOOP

社会

掲載号:2022年5月27日号

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「弁当箱」でランチを持ち帰り
「弁当箱」でランチを持ち帰り

  使い捨て容器を減らして、環境に意識を向けられる人を増やしたい―。市内の飲食店事業者ら有志が「SUKA LOOP(スカループ)」と名付けた取り組みを始めている。まずは、テイクアウト用弁当容器の「シェア」からスタート。担当者は「今ある資源を有効活用できる方法を発信していきたい」と話す。

不要な弁当箱を再利用

 コロナ禍で弁当のテイクアウトを手掛ける飲食店が増えている。持ち帰り容器は、プラスチィックが大半で、「使い捨て容器を減らすにはどうすればいいか考えていた」と語るのは、日の出町で量り売り食材店を運営する「エコルシェ横須賀5302」の神馬彩夏さん。そこで思いついたのが弁当箱の「シェア」。専用のリユース弁当箱を使った事業は、都内や鎌倉市などでも始まっているが、コストがかかるため、横須賀での活動は「家庭で使わなくなった弁当箱」の再利用で今年3月頃から試行をしている。飲食店や生産者など7事業者が賛同しており、テイクアウトで受け取った弁当箱は参加店で返却する仕組み。衣笠の「CoCoCAFE」では、「最近では使い捨て容器を全く使用しておらず、弁当箱の持ち帰りが”当たり前”になってきた」と店主の山垣美妙さん。神馬さんは「環境負荷の少ない使い捨て容器も増えているが、それでもゴミになってしまう。店側の容器代の負担も大きく、消費者側の捨てない努力も必要」と語る。

規格外野菜の活用も 

 この取り組みに加えて、規格外と言われる野菜の「循環」活用にも乗り出す。市場で定めた「規格」に乗らないと流通することができないため、農家自らが売り先や譲り先を探しているのが現状。参加店の間で、こうした情報を共有して販売場所の提供やメニュー食材として活用できないか声掛けし「情報を循環させることで無駄をなくしたい」と神馬さん。今夏をめどに本格稼働させる予定で、取り組みに賛同する飲食店や生産者を募集している。参加店等の詳細は事務局【携帯電話】080・5088・3710

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