戻る

横須賀・三浦 トップニュース文化

公開日:2022.07.29

衣笠三雄堂書店
「九尾の狐伝説」続編創作
三浦義明切り口に地元作家と

  • 「名前決定後はラジオドラマや紙芝居などが出来たら」と逢坂さん

 衣笠の英雄、三浦大介義明の武勇を今に伝える「九尾の狐伝説」。妖怪退治という少し恐ろしいこの物語にハッピーエンドを加えた新たな創作童話『不思議なキツネ ○○○のおはなし』を、衣笠商店街にある三雄堂書店の逢坂潤子さんが発起人になり、地元作家と協働制作した。この話をさらに楽しんでもらおうと現在、主人公のキツネの名前を募っている。

 この九尾の狐とは、平安時代末期に京都で悪事をはたらいていたとされる強力な妖怪。これを退治すべく、全国から集められた強い武者の筆頭が、三浦大介義明だった。義明を加えた討伐隊は苦戦しながらもなんとか九尾の狐の撃退に成功。退治された狐は恨みを抱いたまま岩に姿を変えたという勧善懲悪なストーリーが通説となっている。今回はこの話に後日談を新たに追加。九尾の狐が子ギツネとして生まれ変わって神霊となった義明と一緒に暮らすようになり、人間に化けて時々衣笠商店街でお買い物をしているかも、という終わり方で完結する。

 「三雄堂書店」がある衣笠商店街では今、義明をはじめとする三浦一族をテーマに様々な催しで盛り上がりをみせている。その一環で制作された九尾の狐の可愛らしいマスコットデザインを目にした逢坂さんが「衣笠にも『とうふ小僧』のような心温まる妖怪や言い伝えがあったら」と思い立ち、知り合いを通じて市内在住の作家・いしだみおさんへオリジナルストーリーの制作を依頼。話が進むにつれて、主人公の名前を募集することになっていったという。

キツネの名付け親に

 物語は【URL】https://ponponsuke.orgで閲覧可。主人公名「○○○」は名称が決まり次第更新。応募はキツネの名称等の必要事項を明記して同サイト上、または〒238-0031衣笠栄町1の70 三雄堂書店「キツネの名前係」宛にハガキで郵送。9月30日(金)締切。詳細は同サイトから。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

横須賀・三浦 トップニュースの新着記事

横須賀・三浦 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS