通信技術を中心としたICT技術の研究開発拠点である横須賀リサーチパーク(通称=YRP/光の丘3の4)1階の「無線歴史展示室」がリニューアルし、7月末からグループに限って見学を再開した。無線通信技術の誕生から、最新の携帯電話が登場するまでの変遷を横須賀市史とも絡めて紹介している。
同展示室は2014年9月、YRPに進出している企業などから展示品の提供を受けて開館。無線通信の歴史についての理解を深める役割とともに、横須賀が通信技術の先端の街であることを伝える場として機能した。ただ、新型コロナが蔓延してからは長らく休館となっていた。
今回のリニューアルで、展示室を交流や賑わいの拠点として機能させていく。従来のスペースを1・5倍に拡張し、学校1クラスの人数である40人が一度に見学できるようにした。ただ当面は一般開放を見合わせ、10人以上のグループのみを受け入れる。
展示は、米のモールスが1837年に発明した電信技術やペリー提督が幕府に献上した電信機から始まる無線通信の発展過程をパネルと実機(一部レプリカ)で紹介。軍事需要が技術進歩につながっていった背景とともに歴史の重要局面で横須賀が深く関与していることを伝えている。
見学は平日の午前10時から午後5時で予約制。入場無料。問い合わせはYRP【電話】046・847・5000
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