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横須賀・三浦 スポーツ

公開日:2022.11.04

津久井浜に世界がやってくる

 「世界最速」の称号を求めて各国のウインドサーファーが3年ぶりに津久井浜海岸に集結する──。ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会が11月11日(金)から15日(火)まで5日間の日程で開催される。100人のトッププロ選手が威信をかけて戦う年間ワールドツアーの最終戦に位置づけられており、盛り上がり必至。最高レベルのスラロームレースを目の当たりにできる。観戦だけでなく、ビーチイベントやキッチンカーの出店などもあり、ウインドサーフィン愛好者ならずとも楽しめる。

 2017年を皮切りに18年・19年と連続開催されてきた津久井浜海岸での大会。新型コロナの休止期間を経て今回が3年ぶり4回目となる。

 開催時期が5月から11月に変更されたことで、期待の風は「北寄り」に。午前中を中心に平均風速8mの風が安定して吹く絶好のスラロームコンディションとなる。軽風でも走らせることができる「フォイル」(※)も正式導入されたことでレースが格段に成立しやくなり、観客を退屈させない。会場内には解説付きLED大型ビジョンも設置され、船上カメラやドローンの映像で選手の一挙一動を臨場感たっぷりに楽しむことができる。前回好評を博した海上観覧船の運航もある。

 コロナ禍で活動を休止していた市民有志による「ウインドサーフィンワールドカップ北下浦応援団」も再結集された。ウインドサーフィン・マリンスポーツを介した官民連携のまちづくりを再起動させようと気勢を上げている。

(※)ボード下にハイドロフォイルと呼ばれる長さ90cm程度の水中翼を取り付け、海面に浮いた状態で滑空する新しいカテゴリー。水面との接水摩擦が少なくなるため軽風域でも走り出すことができる。

5日間の来場目標6万人

 大会スポンサーである全日本空輸(ANA)、京浜急行電鉄と日本ウインドサーフィン協会、神奈川県、横須賀・三浦の両市による共同記者会見が10月13日にあった=写真。大会期間中の来場目標を6万人として、オンライン配信も行うことが発表された。

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