逗子・葉山 文化
公開日:2026.03.13
旧脇村邸
特別限定公開に318人
国登録有形文化財
逗子市の蘆花記念公園内(桜山)にある国の登録有形文化財に指定されている旧脇村邸が2月28日、特別限定公開され、318人が歴史的建造物の内部を満喫した。
同邸は1934年に三井物産常務だった藤瀬政次郎氏の妻・秀子氏の別荘として建てられ、その後、東大教授の脇村義太郎氏が住居として購入。脇村氏の没後、一時大蔵省(現・財務省)の所有となったが、2007年に逗子市が取得し、10年には国登録有形文化財に登録された。和洋折衷の数寄屋造りで、当時の流行だった暖炉やアール・デコのデザインなど、その時代の生活様式や建築様式を伝える貴重な存在となっている。
通常は外観しか見ることができないが、17年から年に1日だけ内部の限定公開を行っており、今回が8回目(コロナ下の21、22年除く)。
鎌倉市から友人と訪れた86歳の女性は「戦争で焼けてしまったが、昔、岡山で住んでいた家を思い出した」と懐かしそうに語った。
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