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公開日:2023.01.20

小学生女子バレー
「横須賀」選抜で県大会準V
市内8チームから15人が出場

  • 銀メダルを胸に笑顔を見せるメンバー

 横須賀市内を中心に活動する小学生バレーボールの6年生女子選抜チームが、1月8日に大井町で行われた「第21回神奈川県小学生バレーボール地域選抜大会」で準優勝に輝いた。同大会での表彰台は初めて。

 同大会は、県内8地域で選抜された選手がチームを編成して競う、今年度最後の大きな試合。「横須賀」は、市内8チームから15人が選ばれて結成された。初戦で相模原を下し、2回戦では今年の県大会で上位進出チームの多かった小田原と対戦。ここで競り勝ち、横浜との決勝へ駒を進めた。2セット目で粘りを見せたが、惜しくも準優勝。キャプテンの小泉遥花さん(横須賀Rise所属/鴨居小6年)は「メンバー全員、集中してつなぐことを心掛けた。小田原に勝てたのが嬉しかった。楽しい大会だった」と振り返る。

 チームを率いた阪井勝利さん(あすなろ監督)は「歴史ある大会での好成績。ムードメーカーの小泉さんのもと、チーム力で勝ち取った。この結果を中学校や次のステージへの励みにしてほしい」とメンバーにエールを送った。

小学生バレー事情

 「バレーボールは個人の技術も大切だが、チームワークや瞬発力、判断力が養われるスポーツ」と阪井さん。どのチームも近隣の小学校体育館を会場に週数回の練習を積んでいるが、近年は、子どもの減少などの影響で、学年別の編成ができないケースもあるという。「家族の勧めや友達の紹介で始める子が多い。どのチームもメンバー集めに苦労していると聞く。世界大会などをきっかけに興味を持ったという子もいるが、なかなか増えない」と現状を話す。

 市内では、全国中学生選抜の海外遠征メンバーに選ばれた選手(田浦中3年/マクアリスターアイリーンさん)がいるほか、三浦学苑高校女子バレー部の春高出場など、明るい話題も多い。阪井さんは「小中学生は伸び盛りの時期。市内には県大会で上位に食い込むチームもある。横須賀から多くの選手が巣立ってほしい」と話した。

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