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横須賀・三浦 コラム

公開日:2023.02.17

わたしのまちでいきる
【11】『通信』からウェブサイト発信へ「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛

 この連載では、障がいを持って生まれた娘うららとの歩みから、(一社)sukasuka-ippoのルーツなど、さまざまなエピソードを紹介します。

 園の園報「ひまわり通信」の発行を始めて1年ほど経ち、私や一緒に園報を作っていたメンバーたちも卒園が近づき、こんな話になりました。

 行政の福祉制度は少しずつわかってきたけれど、知らないことはまだたくさんある。例えば、放課後等デイサービスってどんな所?障害のある方が大人になったら―?制度や仕組みの外枠は理解していても、その中身は想像もつきませんでした。それなら自分たちが実際に聞いたり・見たりしたことを記事にして、情報を必要としている全ての人に届けよう―!こうして2016年4月、ウェブサイト「障害児子育て情報局sukasuka-ippo」が誕生しました。

 立ち上げメンバーはさまざまな障害種の子どもを持つママたち。まずは自分たちが親目線で「知りたいこと」を中心に、市内の放課後等デイサービス、支援学校や作業所など、あらゆる所へ取材に行きました。メンバーはみな、サイトの立ち上げや、取材活動・記事編集などの作業は初めて。そんな中でも写真が得意だったり文章を書くのが好きだったり、一人一人ができることを役割分担していきました。時間を捻出し、ひたすら取材と記事作成を重ね、資金もない中の活動...正直みんなキツかったと思います。それでも頑張れたのは、それぞれが子どもの将来を想う親だからこそ。当時、取材でお世話になった方々との出会いとすべての経験は、今に繋がっている大きな財産です。  -次回に続く

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