横須賀・三浦 コラム
公開日：2023.04.21
わたしのまちでいきる
【13】子育てしながら「働く」仕組みを「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛
この連載では、障がいを持って生まれた娘うららとの歩みから、（一社）ｓｕｋａｓｕｋａ-ｉｐｐｏのルーツなど、さまざまなエピソードを紹介します。
一般社団法人として新たなスタートを切ってから、横須賀商工会議所を通じてセミナーや交流会に参加するようになりました。そんな時、会議所から「一緒に在宅ワークの活性化事業をやってもらえないか？」と声をかけていただいたのです。今でこそ在宅ワーク・テレワークという働き方が認知されるようになりましたが、当時はまだコロナ前。商工会議所では以前にも事業化を試みたものの、組織化して続けるのは難しかったのだとか。そこで、私たちがまさに「子育てをしながら在宅中心で活動する団体」だったことから、このような提案をいただいたのでした。
これは法人として駆け出しの私たちには願ってもないチャンス！ 常々、障害児を育てながら働くことはとてもハードルが高いと感じていましたし、スキルや経験があっても、子どもの送迎などで自由になる時間が限られていたり、（子どもが）体調を崩しやすかったりと、さまざまな理由で働くことを諦めてしまう...そんなお母さんたちがたくさんいました。子育てしながらでも働きやすい仕組みを作ること。そして、将来的には障害のある当事者が地域で安心して働ける環境を整えることを目標に掲げ、２０１７年11月、商工会議所との連携事業『よこすかテレワーク』が始動したのです。-次回に続く
※このたび、当法人は設立６周年を迎えました！ここまで走り続けて来られたのもひとえに応援してくださる皆様のおかげです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします！
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