横須賀・三浦 トップニュース社会
公開日：2023.04.21
若手発掘オーディション
夢の実現 スタートライン
イメージリーダーに２人
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新イメージリーダーの勝目さん（真ん中）、Daigoさん（左から２番目）、NELD賞のルイスさん（右から２番目）
横須賀を盛り立てる次世代スターを発掘する「ＧＥＭｓ ｐｒｏｊｅｃｔ２０２３」の最終審査が４月16日、大滝町のライブハウスで開催され、新イメージリーダーとして勝目真羽（まなは）さん（20）とＤａｉｇｏさん（22）が選出された。一般社団法人ＮＥＬＤの主催。選出者は市内の活性化に向けた活動を行っていく。
同オーディションは今年で３回目。市内で空き家の活用や教育事業を展開し、新しい街の姿の創造をめざす一般社団法人ＮＥＬＤ（三田希美子代表）が企画運営を手掛けている。選出者が壇上で発表した自らの「やりたい」の実現や横須賀の魅力発信などに取り組んでおり、過去には市内事業者のＣＭ作りや、コミュニティＦＭの番組に出演するなどの実績がある。
市内在住の勝目さんは早稲田大学２年生。最終ＰＲでは一度不合格となった大学に猛勉強の末リベンジを果たした経験を語り、「目標に向かって諦めずに努力することは誰にも負けない」と胸を張った。将来の夢はアナウンサーで、地元の著名人へのインタビューや横須賀を紹介する旅番組の出演に意欲をみせた。
幼少期から取り組む格闘技や、スタントマンの経験を生かした演舞で会場を沸かせたＤａｉｇｏさんは二葉出身。現在は都内の飲食店に勤務する。横須賀が舞台の格闘ゲーム「シェンムー」の世界観に憧れ、「自らが演じることでゲームの世界を再構築し、横須賀の魅力を発信したい」と話した。
客席からの投票で決まるＮＥＬＤ賞には津久井在住のルイスショーン航希さん（25）が選出された。ロックフェスと地元の飲食店を融合させた大規模なイベントを開き、横須賀を盛り上げることが目標だと夢を語った。
地元舞台の映画も制作
同オーディションの終盤では、今年の活動の目玉として横須賀が舞台となる映画の制作を三田代表が発表した。出演は今回の出場者や同オーディションのＯＢ・ＯＧや横須賀にかかわる人物を予定している。内容は横須賀の谷戸を舞台に若者たちが地域おこしに挑戦する姿を描く青春群像劇。制作に伴い今年８月からクラウドファンディングを開始予定で、年中の完成をめざす。
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