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横須賀・三浦 人物風土記

公開日:2023.06.30

8月の全国高等学校総合体育大会にウエイトリフティングで出場する
和田 昇子さん
追浜町在住 17歳

向上心で望外の成果

 ○…今年8月に北海道士別市で行われる「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)にウエイトリフティングで出場する。6月3日・4日に行われた関東大会では55kg級で準優勝。私立名門が揃い踏みする中、トータルで97kgのバーベルを持ち上げた。インターハイでの目標は「トータルで100kgを達成し自己ベストを更新すること」。同17日・18日の県総体でも優勝を果たしており、今後の活躍がさらに期待されている。

 ○…横須賀南高校での所属は柔道部。柔道3段を保持していた亡き父の影響で6歳の頃から道場に通っていた。今年4月に行われた県大会では6位に入賞する実力者。高校1年生の時「柔道で必要な筋肉を鍛えられる」という指導者の勧めでウエイトリフティングを練習に取り入れるようになった。当初は自信の無さから大会への出場を拒み続けてきたが、昨年の関東予選では早速8位入賞。「結果とともに競技もさらに楽しめるようになった」と心境の変化を語る。

 ○…私生活では自他ともに認める大食い。牛丼のメガ盛りに加えカップラーメンを一度の食事で平らげることも。試合前に学食で通常の3倍の量の食事を注文した際は周囲も呆れ笑い。「脂でも炭水化物でも、すべてが原動力になる」と肉体づくりにも貪欲だ。

 ○…将来の目標は父と同じ柔道整復師。「接骨院を開業して、ケアの面で選手の力になれたら」と展望を語る。専門学校への進学のため、学業にも力を入れており、学年トップクラスの評定平均を維持。一つの目標に対してひたむきな努力を続ける姿勢は指導者の折り紙付きだ。道場の壁に掲げた信条「力戦奮闘」を胸にまずはウエイトリフティングのインターハイで高みを目指す。

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