意見広告・議会報告
さあ、動きはじめた! まちの景色が変わる ─―中央・久里浜・追浜で再開発―─ヨコスカ復活!! 上地克明
――横須賀中央地区では再開発事業やマンションの建設が進んでいます。
「横須賀中央地区では駅前の『プライム』跡地に、商業施設やホテル、マンションが入る高層ビルが4年後をめどに竣工します。Yデッキのような立体歩行者通路も設けられ、横須賀らしさを残した駅前に生まれ変わります」
「8年間で10棟ほどのマンションができました。昨年の入居者の約4割が市外からの転入です。東京23区からの転入者は10年間で3割も増加し、ファミリー層の転入超過につながっています」
「久里浜地区では京急久里浜駅周辺を中心に、定住人口の確保や拡大に向けて『歩いて暮らせるコンパクトな都市づくり』を基本方針に、まちに必要な機能を集約します」
――追浜駅前ではバスターミナルの建設などが予定されています。
「デザインセンターと連携し、地域とともにつくるバスタの計画が進行中です。にぎわいの拠点となる商業施設や子育て支援施設に加え、防災機能を持たせるなど様々な構想が出ています。国と調整を重ねており、来月には方向性を示せるのではないかと思います」
「地元の皆さんの理解をいただき、国道16号の上り線の追浜駅南側を海側に拡幅し、夏島方面への右折専用レーンが新設されます。円滑な往来を実現し、渋滞や追突事故を防ぎます。国道357号の延伸事業も30年ぶりに動き始めました。非常時の輸送路の確保や経済の活性化につながります」
――浦賀駅前周辺地区では「第二の開国」を目指しています。
「開国の地・浦賀では、外国からの新しい技術や文化が集積し、多様な交流が繰り広げられました。千隻以上の製造や修理に関わった浦賀ドックは、現存するレンガドックとして国内唯一のものです。東京ドーム3個以上の広大な土地を一体開発し、第二の開国を目指します」
「具体的には、水辺の環境を生かした施設やレンガドックを生かした集客施設を設けることなどを想定しており、9月には事業者が決まる予定です」
――活気あるまちづくりには、安全安心や広域防災の備えも不可欠です。
「三浦半島の4市1町は今月、NTT東日本と連携し、災害に強い地域づくりに関する協定を結びました。災害発生時には孤立しやすい地理的特性の中で、いち早く通信を復旧したり、人工知能(AI)を活用して救援物資を最適化したりすることを目指します。三浦半島全体で防災力を強化し、皆さんの確実な安心安全につなげ、『誰も一人にさせないまち』を実現します」
(今回で終わり)
![]() 横須賀の各地で、まちの景色が変わります
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