横須賀・三浦 意見広告
公開日:2026.01.01
県政報告
点を線で結ぶ浦賀再開発に海と街が再びつながる未来へ
神奈川県議会議員 永井まさと
浦賀ドック周辺の再開発が本格的に始動し、地域では大きな期待が寄せられています。造船の歴史を刻んできた場所が、新しい世代に開かれ、にぎわいや文化、そして学びの拠点としてよみがえることは、浦賀だけでなく横須賀三浦地域全体にとって大きな転機です。
かつて黒船が来航し、日本近代化の入口となった地が、未来へ向けた新たな玄関口として再生していく。その流れを後押しすることは、地域の資源を活かしながら新たな価値を生み出す挑戦であり、県政としても重要な取り組みです。
インフラ整備が鍵
一方で私は、長年にわたり地域の皆様から多くの声を伺ってきました。象徴的なご意見の一つが、「海が広がる駅前なのに、灰色の塀で覆われ、景観が遮られている」「地の利が活かされていない」というもの。浦賀の強みは、まちのすぐ目の前に海があることです。その魅力を活用しきれていない現状は、再開発を機に見直すべき課題であり、地域が本来持つ価値を取り戻すべきポイントだと考えています。
再開発が単なる施設整備の「点」で終わらず、地域をつなぐ「線」となり、やがて「面」として広がっていくためには、周辺環境との連動が欠かせません。特に県道は、観音崎へ、久里浜へ、そして三浦半島の海岸線へと続く重要な動線であり、歩いて回遊できる安全な歩道、海を感じられる景観、災害に強いインフラの一体的な整備こそ、地域のにぎわいと暮らしの双方を支える基盤となります。
県道は神奈川県の所管です。再開発を民間や市だけに任せるのではなく、県として公共空間の整備に責任を持ち、地元の声を丁寧に受け止め、関係機関と調整しながら進めていく必要があります。私は県議会の立場から、再開発が浦賀の範囲に留まらず、三浦半島東岸の観光回遊、地域経済の活性化、そして「海とともにある暮らし」の再構築につながるよう、支えてまいります。
「海と街が再びつながる浦賀」を、横須賀三浦の未来へつなぐために。
これからも現場を歩き、声を聞き、県政に届けていきます。
永井真人
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TEL:090-8477-7260
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