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横須賀・三浦版 公開:2025年6月20日 エリアトップへ

激戦を制して、三浦市の新市長に就任する 出口 嘉一さん 三浦市三崎町諸磯在住 43歳

公開:2025年6月20日

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出口 嘉一さん

視点は未来、目線は市民に

 ○…20年続いた牙城を崩し、新たな三浦市政の舵を取る。開票時、勝報が事務所内に伝わると歓声とともに家族や支援者らと抱き合い喜びを爆発させた。「草の根の勝利だ。全三浦市民のために働いていく」。体重を乗せ、声高に言葉を紡いだ。掲げるのは、教育と子育ての先進自治体、市民に開かれた市政、災害対策など-。「三浦を変えられるチャンス」と捉える。テーマは”市民とつくる新しい三浦”だ。

 ○…三崎町諸磯で生まれ育った。横須賀市立横須賀高等学校を卒業後は、単身インドへ放浪の旅に出た。「できるだけ日本と離れた地に行ってみたくて」。半年間の行程を終え、帰国してからの6年間は派遣仕事に従事する傍ら、自身の趣味でもある読書に没頭。「人間万事塞翁が馬」を座右の銘に掲げ、興味関心の赴く先に果たしたい活動を見出してきた。

 ○…「消滅可能性都市」に名指しされるなど市の課題は山積。後回しになっていたという教育環境の整備は、長期的な視野で「衰退を招く要因」と分析。探求型学習のモデル校設立、小中学校の統廃合計画の見直しなどを描く。「新海業プロジェクト」など市の重要事業に関する情報公開の徹底、備蓄物資の整備なども早期に解決すべき課題だ。社会人生活のうち、最後の2年間で積んだ組織管理の経験。これを生かした風通しの良い庁内の実現、職員の働きがい醸成にも自信を見せる。

 ○…自宅で児童書の出版業を営む妻と1男2女の5人家族。子どもと一緒にする釣りがブームであり癒しになっている。「立候補してくれてありがとう」。街頭では市井の人々からそう勇気づけられた。もらった期待を胸に「市民の人と同じ目線」で三浦の未来を切り拓く。

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