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横須賀・三浦 社会

公開日:2025.09.12

三浦市
北下浦漁港で海産物販売へ
今秋以降に海業検証

  • 実証実験の場となる北下浦漁港(上宮田地区)

 三浦市は上宮田地区の北下浦漁港で海業の新たな可能性を見出す試験的な検証を開始する。三和漁業協同組合上宮田支所の有する資源などを活用し、市から委託を受けた三崎観光株式会社が試験的に海業を展開していく。今秋以降に、物販やイベントを実施し、集客性や課題を探る。

 三浦海岸駅からのアクセスの良さや、港内に砂浜を含むこと、漁業者の減少で使用頻度の低い土地があることなどから、新しい海業を展開する場として同漁港に白羽の矢が立った。

 対象用地は漁港施設用地と砂浜を含む約5千平方メートル。事業費の約500万円は国の交付金を充てる。事業の実施は今秋以降から開始する見通しで、終了は2026年1月末。事業の詳細は、水揚げされた海産物の販売や浜焼き、物販、ビーチスポーツやイベントなどを三崎観光・三和漁協・市の3者で内容をすり合わせ実施していく。

 市担当課は「集客性や収益性などを調査し、それを元に来年度以降は他の漁港などでも活用できたら」と展望を話す。

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