戻る

横須賀・三浦 社会

公開日:2025.10.03

トリコロールに黄信号
マリノス売却報道に不安の声

  • 西口栄通りに揺れる3色フラッグ

 日産自動車がJ1横浜F・マリノスの株式売却の検討を進めていると各メディアが一斉に報じたことを受け、ホームタウンである横須賀市内では驚きの声が聞かれた。

 練習拠点「F・マリノススポーツパーク〜トリコロールベースクリハマ〜」がある地元の久里浜商店会協同組合(森下守久理事長)は、商店街の街頭にフラッグを掲出したり、大会名に「マリノス」を冠した学童のサッカー大会を開催するなど、久里浜とマリノスを盛り上げる企画を実施してきた。森下理事長は「せっかくトリコロールの青・白・赤が久里浜の商店街に馴染んできたのに、親会社によってカラーも変わってしまうのか」と不安を口にした。

 コミュニティ放送局「FMブルー湘南」のマリノス応援番組でナビゲーターを務める佐々木裕華さんは、「たとえ親会社が代わっても、これまで同様に地域を大事にしてほしい」と話した。

 整備に市が64億円を投じ、完成後20年間にわたり年間1億7千万円の使用料をマリノスが支払う契約の同拠点。市によれば、仮にマリノスが移転して練習場を使用しなくなっても、当初の契約により支払い条件が変わることはないという。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

横須賀・三浦 ローカルニュースの新着記事

横須賀・三浦 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS