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横須賀・三浦 トップニュース教育

公開日:2026.01.16

長井中
文化部躍進 全国へ揃い踏み
家政・ロボットで目指す頂点

  • 左から家政班の石崎さん、岸さん、嘉山さん(写真上)、3人が考案した「いつも謝謝弁当」

  • 自慢のロボットと井筒さん

 横須賀市立長井中学校創造部の家政班とロボット班が、1月下旬に開催される「全国中学生創造ものづくり教育フェア」に神奈川県代表として出場する。家政班は6年ぶり、ロボット班は3年連続で、それぞれ頂点の座を目指して最終調整に励んでいる。

 調理や手芸など、家庭科で学ぶ内容について、実践的な活動を行っている家政班。なかでも年間でもっともエネルギーを注いでいるのは、同フェアの「あなたのためのおべんとうコンクール」への出場だ。

 昨年11月に行われた県大会に、長井中からは計4チームが出場。このうち、岸和花(わか)さん、嘉山未倖(みこ)さん、石崎りいささん(いずれも2年)による「おべんジャーズ」が最優秀にあたる県知事賞を受賞し、全国への切符を手にした。

先生への感謝込め

 大会の規定課題は「魚を使った主菜」。食べてもらう対象を想定し、その人にふさわしい献立にすることがルールだ。同チームは「部活でいつも家庭科室を使わせてもらっているから」と、家庭科の野村悠衣教諭に喜んでもらえる弁当にしようと、昨夏から準備を進めてきた。

 味、栄養バランス、盛り付けなど細かい審査項目を念頭に3人で考案した中華弁当の名称は、日頃の感謝を込めて「いつも謝謝(シェイシェイ)弁当」。野村教諭の出身が横浜であることにちなんだ「シューマイ」にはタラ、チャーハンにはカルシウムを補うために桜エビを使った。地産地消にもこだわり、生産者である岸さんや嘉山さんの親戚から提供を受けた地場産の魚や野菜を活用した。

 制限時間内に調理から片付けまで終えなければならず、完成した弁当について説明するプレゼンテーションも審査対象。3人で何度も試作を重ねて臨んだ県大会では、岸さん、嘉山さんが調理を担当し、石崎さんは主にプレゼン資料の作成に携わった。

 「チームワークとガッツが素晴らしい」と村上和美顧問が評する3人。1月25日(日)に都内で開催される全国大会の目標は、三者三様に「優勝」だ。

孤独な戦い制す

 1月31日(土)に開催される同フェアの「創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会」には、ロボット班の井筒蒼太さん(3年)が出場する。

 独自に製作したロボットを操作し、制限時間内に積み上げた段ボール箱の高さを競う競技。全国優勝を目指し、前年度の3年生が手掛けたロボットに何度も改良を加えながら、部室に設置した本番同様のコートで練習を重ねてきた。

 ロボット班の3年生部員は井筒さんのみ。他の出場校は複数人で作業を分担して競技に臨むなか、井筒さんは県、関東甲信越の予選を一人で戦い抜いた。その様子に星野いすず顧問は「一人で考えて製作し、一人で練習し、本番も一人でやりきった」と感心する。

 本来であれば部活は引退している時期で、受験勉強も最後の追い込み期間。しかし、「昨年優勝できなかった先輩たちの想いも果たしたいから、今大事なのはロボコン」と力強く言い切った。

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